Solution cases解決事例一覧

修理とは

長年の実績と技術で、電子基板の故障原因を調査・修理。
消耗部品の交換やオーバーホールにも対応し、機器の延命を図ります。

詳細はこちら

「修理」の解決事例

全34件中 1〜10件を表示(1ページ目)

Repair

修理とは

Feature

基板修理サービスでお客様の設備を守る

当社では、電子基板の修理を承っております。
故障の原因は多岐にわたり、消耗部品の劣化、トランジスタ・フォトカプラ・LSIといった部品単体の故障、さらに腐食ガスによる断線などが挙げられます。これらの原因を、信号波形や電気的特性の解析によって調査し、修理を行います。
また、電子基板には多くの消耗部品が使用されており、熱による寿命の短縮が知られています。一般的に、温度が10℃上昇すると寿命は半減します。

  • 温度30℃の場合、電解コンデンサの寿命はおよそ8万時間
  • 40℃では約4万時間(半減)
  • 60℃では約1万時間にまで短くなります

実際に、空調管理のない制御盤内では内部温度が50℃程度になることも珍しくありません。このような背景から、電子機器の寿命を延ばすためには、5年に1度を目安とした部品交換を兼ねたオーバーホールが有効です。
当社は、長年にわたりFA機器修理で培った経験と実績を活かし、お客様の電子基板修理を確実にサポートいたします。

修理業務の流れ

STEP1
お見積り
調査・修理に要する時間工数によりお見積りをいたします。
現品を確認可能な場合は簡易的な一次診断も実施し、修理が可能かこの時点で判断をいたします。
STEP2
調査作業
受注後、まずは目視にて外観および内部を確認し、焼損・部品破損・液漏れ跡・基板腐食等の有無を点検します。
その後、テスターにより地絡や短絡の有無を確認し、電源を印加して動作状態を確認します。
続いて、各回路の電圧・信号波形・電気的特性を測定し、異常箇所を特定します。
なお、不具合現象が再現しない、または再現しにくいご依頼品については、お客様にご了承をいただいた上で、ヒートショック試験や恒温槽試験などの環境試験を実施し、再現性を確認いたします。
STEP3
修理作業
異常箇所の特定後、修理作業を実施致します。
部品手配
破損している部品、寿命部品を手配いたします。
部品交換
新品の部品に交換いたします。基板や部品にダメージを与えないよう、必要に応じてマスキングを行い、細心の注意を払いながら熟練した作業者が行います。
ユニット洗浄
機器が汚損している場合、ケースや放熱フィンを洗浄し、可能な限り新品に近い状態に近づけます。洗浄後は、乾燥機において完全に水分を取り除きます。
STEP4
動作確認
弊社で動作確認が可能な機器については、通電し動作確認を行います。あらかじめ修理のゴールとしていた動作が確認できたら完了となります。
STEP5
報告書作成
調査結果の詳細、処置、考察を記載いたします。
ご不要な場合は作成を省くこともございます。
注意事項
  • ※弊社で修理した機器については、メーカー保証と同等の保証はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • ※修理の内容によっては元の状態に戻せなくなる場合もございます。
  • ※電子部品以外の問題など、稀に故障現象の解消に至らない場合がございます。これらの場合においても費用が発生いたしますので、あらかじめご了承ください。
  • ※修理品が原因で接続機器等に不具合が生じた場合、それらの保証はいたしかねますのでご了承ください。
修理の事例一覧へ戻る

豊富な実績と確かな技術力で、お客様の多様な課題に最適な解決策を提供します。

どこに頼めばよいか分からない、
そんな基板トラブルにも対応します。

まずはお気軽に
ご相談ください。

ご相談・お問い合わせ

お問い合わせへ