Solution cases解決事例詳細

修理

【パーカー・ハネフィン】ステッピングモータードライバ ZETA12 修理依頼

背景と依頼内容

パーカー・ハネフィン製モータードライバの修理依頼をいただきました。10年近く稼働しており、最近特に調子が悪くなってきているそうです。具体的には「電源は入るが信号を入力してもモーターが動作しない」「時折、機器から異音がする」との情報を頂きました。
10年近く稼働していることと、機器から異音がするとの情報より、有寿命部品の劣化を疑いながら調査を進めます。

問題解決のポイント

弊社にて機器に電源を投入すると、「キーン」という高調波音が聞こえました。お客様ご指摘の現象が再現したものと考えます。
モーターの動作確認は、対応した手持ちモーターが無く実施できず。通電確認の次は、機器内部の基板を目視・テスタチェック等の方法で調査していきます。
実装されている有寿命部品を一つづつチェックしていくと、いくつかの電解コンデンサの劣化(容量低下)を確認しました。

結果

今後も長く使用いただくため、劣化コンデンサを含めた有寿命部品14点を交換させていただきました。
当社にて再度電源を投入したところ、調査時に聞こえた「キーン」という音が解消されていることを確認しました。
その後、現品をお客様に返送し、お客様の生産ラインでも動作正常であることを確認いただけました。

豊富な実績と確かな技術力で、お客様の多様な課題に最適な解決策を提供します。

どこに頼めばよいか分からない、
そんな基板トラブルにも対応します。

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