ものづくり愛知発 電子基板問題解決ラボ

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解決事例

【SHARP】プログラマブルコントローラ JW-32S他 オーバーホール依頼

背景と依頼内容

SHARP製プログラマブルコントローラのオーバーホール依頼をいただきました。今回のオーバーホール機種は『JW-32S』や『JW-1PU』など合計5台です。
「現時点で機台に不具合はないものの、まだまだ現役で何年も使いたい」というお客様の要望を受け、有寿命部品の交換をさせていただきました。

問題解決のポイント

対象の交換部品は、主に電解コンデンサやフォトカプラです。古い機種ですので、電解コンデンサの液漏れや容量低下、フォトカプラの能力低下が考えられます。基板の汚損も目立ちますので、アルコール等で清掃しながらはんだ作業による部品交換をいたします。
また、今回一部機種にリレーが搭載されていましたが、代替品が入手できず未交換となりました。
このような場合は各リレーに通電し、動作させることで健全性を確認しています。

結果

納品後、全数無事に動作することを確認いただきました。
稼働頻度の高いFA機器は、およそ10年程度で寿命を迎えると言われています。有寿命部品の故障の際に過大な電流が流れ、その他の正常な部品を破壊するケースも珍しくはありません。
機器を長く使用されるのであれば、電子基板のオーバーホールは必須になります。壊れてからでは遅いので、長期間ご使用の機器がありましたら、ぜひ一度オーバーホールをご検討ください。(弊社では無償見積りを行っております!)

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